〜 週8で履きたくなるリラックスパンツ 〜
Octa cpcpをライニングしたリラックスウォームパンツ。
24SSのルマークパンツと95%同じパターン、リラックスシルエットを採用したスペンサーラインングパンツは、秋から春まで着用できる心強い一本です。
表地は薄手で通気度が高く肌触りも柔らかいソフトシェル素材。裏地のOctaも抜群の通気性を誇るため、ウォームパンツの中では”抜け感”が高く、ハイクアップで急上昇する体温も立ち止まればすぐに循環。快適な温度帯を保ちます。
立体裁断はとらないシンプルな構造は、いわゆる”山パンツ感”がなく「山から街…いや仕事まで」をサポートします。Octaのソフトな肌触りの良さも相まって、まさに”週8”で履きたくなるヘビロテ確定のマルチパーパスパンツです。
〜 暖パンの概念を変える機能性 〜
一言で”暖パン”といえばまず何をイメージするだろう。個人的には「重い」「嵩張る」といったところか。また従来の起毛パンツは何回か洗濯をすると毛同士が結合してしまい肌触りが硬くなる。ただ、一般的にこの辺をさほど気にしなくなる所以は単純に「暖かいから」だろう。実際は軽さは二の次だった。今までは。
このカテゴリーにおいてももれなく素材の進化は止まらない。やはり軽い素材のものを一度履いてしまうともう元には戻れない。今までは重いパンツが大半だったこのカテゴリーではそれがより顕著だと思う。そして、”軽く温かい”は前提としたうえで今回フォーカスしたのは「如何に柔らかく履けるか」ということ。そしてもちろん、ある程度のハイクに耐えうる蒸れにくい素材であるということ。そうなると選ぶのはやはりOctaだった。
〜 運動性能は損なわず 〜
もちろん、ただのフワフワリラックスパンツではなく、運動時の動きやすさも考えた生地の選定・パターンを採用しています。表地のソフトシェルは抜群のストレッチ性、Octaも若干のストレッチ性を持つので、膝の立体裁断はありませんが充分に動きやすい構造。股下のガセットはクライミングパターンなので、足を開いた時の突っ張り感ももちろんなし。リラックスパターンながら徐々にテーパードするフォルムはハイク時の足捌きの妨げになりません。近年、ハイク界でもワイドパンツの注目度が高まっていますが、やはりこの”足捌き”という点と”裾の汚れやすさ”はしっかり考慮したうえでチョイスしたほうがいいでしょう。
重さはMサイズ/330g。数字だけ見ると重そうですが、このカテゴリーでは充分な軽量クラスです。