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Not higher, not farther, not faster.

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Find a hiking style that suits you. It's okay if you don't reach the summit. If you have another purpose...

PHILOSOPHY

Nruc(ヌルク)。

意味はそのまま「ヌルい」という事です。

山と真摯に向き合うには、時として「ヌルさ」も必要だ。私たちは本気でそう考えています。

 

「山の事故を減らしたい」

 

これが、Nrucの中に潜ませた想いです。

山の事故が減らない現状、その理由のひとつは「登山者が真面目すぎるから」だと、私たちは捉えています。みんながみんな山頂を目指す必要はない。より高く、より遠くを目指す必要もない。真面目すぎるから見栄を張る、見栄を張るから引き返せない。そんな状況から引き起こされる事故はできるだけ見たくありません。

「ヌルさ」とは、決して「不真面目」という事ではなく、頭を使って手を抜くことだと私たちは解釈しています。もちろんそれは「山頂を目指さない」ということではなく、「山頂に行かなくても、山は楽しい」という表現とその探索いわゆる身の丈にあった登山。ひとつひとつの行動に余裕を持つためには「ヌルさ」が必要。大半の人にとって、山は命を懸ける趣味ではないはず。だからこそ、山頂を闇雲に目指すことだけが山の楽しみ方ではない。これがNrucの捉え方です。

それに付随して、私たちは「登山」という表現も極力避けています。日本でももっと「ハイキング」という表現が卑下されず堂々と使われるべきではないか。私たちはそう考えています。「ハイキング」は山や自然で歩く・登るを総称した表現であり、登山はその中の一部。日本では「里山は登山じゃなくてハイキング」という色分けが存在しているのは事実で、これがむしろ登山に対する不必要な謙遜や油断を生むきっかけになっているのではないでしょうか。「里山も高山もハイキングであり登山」そうすることで常に”準備”を促すことができる。それをしっかり提示したうえで、私たちはその次の”楽しみ方”を提案していきたい。そういう思いで、私たちは「ハイク」「ハイキング」という言葉を使い続けます。

 

ものづくりとしてのNrucの原点は、そんなハイクの幅広い楽しみ方をアイテムで表現すること。そのアイテムというフィルターを通し「山との接し方にも多様性がある」ことを知ってもらうための提案こそが、私たちのライフワークでもあります。街歩きを一緒に楽しむ、休憩のクオリティにこだわる(QOR)、ハンモックポイントを探す、沢を辿る、花を見る、バカな写真を撮る。目的は様々で、それが登頂である必要性は無いという事。

だから「山頂に行けなかった、あのルートを踏破出来なかった」ことに対して、できれば「残念」とは感じて欲しくありません。重要なのは楽しむこと。そして、そこに笑顔があること。これも「ヌルさ」が生む力ではないでしょうか。

Nrucに触れることが、全てのハイカーに心の余裕を与えるきっかけになれば・・・。それが私たちの使命だと思っています。

Our goal is to reduce mountain accidents.

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