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Nruc  (ヌルク)

”無駄”を楽しむハイカーへ。


Nrucは”シンプル”を突き詰めることで排除されがちな”無駄”の再構築を目論みます。


無駄の一歩先へ。その向こうには何があるか・・・。


山と真摯に向き合いながらも、心の余裕と笑顔を提供するブランドを目指しています。

Nruc 代表兼デザイナー兼製作

井上 真 / SHIN INOUE

 

​1981年生まれ。

2003年に山の魅力に取り憑かれ、趣味を仕事にするべく大手アウトドアメーカーに勤務。その後トレッキングガイド・カヤックガイドとして活動していた2016年、一着のTシャツと一本の手ぬぐいだけでNrucが始まりました。

Nrucは1点1点ハンドメイドで製作を行うアウトドアガレージブランドです。

大量生産はしていません。そこはNrucの目的ではないのです。

〜Nrucの想い〜

 Nruc(ヌルク)。意味はそのまま「ヌルい」という事です。山と真摯に向き合うには、時として「ヌルさ」も必要だ。私たちは本気でそう考えています。「山の事故を減らしたい」実はこれが、Nrucの中に潜ませた想いです。

山の事故が減らない現状、その理由のひとつが「登山者が真面目すぎるから」だと、私たちは捉えています。みんながみんな、山頂を目指す必要はないんです。みんながみんな、より遠くを目指す必要はないんです。真面目すぎるから見栄を張る、見栄を張るから引き返せない。そんな状況から引き起こされるつまらない事故は出来るだけ見たくありません。「ヌルさ」とは、決して「不真面目」という事ではなく、頭を使って手を抜く事だと私たちは解釈しています。いわゆる身の丈にあった登山。ひとつひとつの行動に余裕を持つためには「ヌルさ」が必要なのです。

それをよりインパクトのある表現に変換するために、私たちは「登頂という行為を特別扱いしない」スタンスをとっています。山頂を感動のピークにしない。それは決して「山頂に行かない」という事ではなく、あくまでも「山頂に行かなくても、山は楽しい」という表現。そのフィルターを通して「山との接し方にも多様性があるべきだ」ということを知ってもらいたいのです。山飯を食べる、花を見る、寝る、バカな写真を撮る。目的は様々で、それが登頂である必要性は無いという事。

だから「山頂に行けなかった、あのルートを踏破出来なかった」ことに対して、できれば「残念」とは感じて欲しくありません。重要なのはそこに笑顔がある事。これも「ヌルさ」が生む力ではないでしょうか。

 ここまではあくまでも、ひとつのブランドとして”山とどう向き合うか”というスタンスの話。では、今度は商品を提供するブランドとして開発するギアにそれをどう反映していくか、と言う話。

 90年代・00年代に、私たちのような人間が魅了されたのは「登山」そのものではなく「山ギア」というひとつの嗜好でした。現代のようなファッション的な傾向ではなく、ひとつひとつの”ギミック”に純粋にテンションが上がったあの時代。まずはあの頃の心躍った感覚を呼び覚ます事。今はウルトラライト(U.L)が主流になりつつあり、すべてのものがシンプルになっていく時代。という事は、私たちが呼び戻すのはそれに少し背を向ける”無駄”。もちろん、道具は総じて軽いほうが良いと思います。U.Lの"本質"を突き詰めている人たちはともかくとして、実際はそこまでではない人たちがそこに真面目に、盲目的になり過ぎるのはどうなのだろう、と思う事があります。だから、Nrucはあえて”無駄”を謳うことで、目の前に提示されたものをすべて鵜呑みにするのではなく”考える”ということが大切で、何よりもそれがもっとも楽しいという事。その感覚を呼び覚ます事で、道具選びの本来の楽しさを再認識してもらいたい。そして、その考えるという行為を膨らませシフトしていく事で、本当に自分に合った山の楽しみ方にも出会ってもらいたい。それが私たちの願いです。Nrucはそれをサポートしていくブランドでありたいと考えています。

それが、Nrucです。