








〜 全てが新しくなったドライフーディ 〜
昨年好評だったギブソンドライフーディを元に、素材・パターン全てをリニューアル。
ノリスドライフーディとして新たに生まれ変わりました。
肌側の凹凸編み構造による発汗時のベタつきを抑える肌離れの良さは、昨年のギブソンドライフーディと同様ですが、素材をPOLARTEC DELTAに変更することで通気性とストレッチ性がより向上しました。DELTAは放熱を促すニット構造のため、熱が篭りにくく不快な暑さを軽減します。一着で”ドライレイヤー”+”ベースレイヤー”の役割を果たしますが、通気性が良すぎるのでお腹が弱い人はレイヤリングに注意が必要。また、発汗がいつも追いつかない人も今まで通りドライレイヤーを合わせていいでしょう。
また、耐摩耗性とUV遮蔽率は昨年のギブソンフーディより劣るため、どちらがいいかは使う環境次第で変わります。ギブソンユーザーにも使い分けを楽しんでもらいたい一着です。

〜 現代ハイクの定番になりつつある夏山=フードの選択 〜
夏山でもフードが必要な理由、それは紛れもなく紫外線という現代の強敵。そんな厄介な敵は下山時に不意に襲ってきます。UV対策をしにくい首の後ろ。下山したらヒリヒリして…という経験は皆さんあるでしょう。キャップやハットに装着できるサンシェードを使う選択肢ももちろんあり。ただ、必要な時だけ出動して、荷物にならないのはやはりフーデッドモデルのカットソー。おそらく想像している以上に便利です。
また、涼しさで言えばもちろん半袖やノースリーブに軍配は上がります。Deltaを使用したこのロングスリーブはやはり通気性の素晴らしさと発汗時の肌への張り付きが非常に少ないので、長袖でもストレスが少ないのが特徴。できるだけ涼しく。でもUV対策も怠りたくない、というハイカーにはまさに最適な一着です。
襟の高さは昨年のギブソンドライフーディと同じで低めに設定。おそらく、暑い時はフードを被ってジップをフルオープンというシチュエーションが多くなります。その時、襟が高過ぎると風に煽られて頬にあたるのがとてもストレスになります。それを解消するために私たちは風に煽られても頬に当たりにくい低めの襟を採用しています。

〜 ユーザーの意見を尊重したリニューアル 〜
今シーズンは新たにサムホールを設けました。昨年付けなかった理由は単純に「私が使わないから」でした。ただ、実際は冬以外でも手の甲が冷えやすいというハイカー・ランナーが多いことに気付かされました。袖周りは型紙から見直し、スムーズに親指が入り、且つ腕を曲げても捻じれにくいパターンに仕上げました。
フード周りもサイズを見直し。フードの下にキャップを被る私には丁度良い深さでしたが、髪を縛った女性にはかなり浅い印象だったようです。少し深さが出るように、また、横も広げて熱がより篭らないよう改良しました。
男性のイメージが強かったハーフジップフーディですが、男女問わず着やすい一着に”進化”したと思います。
