
TYKWER 8
- ティクバ 8 -
¥27,600 〜
<SPEC>
- Material -
TSUNOOGA RIP, Ultra Stretch, ROBIC420&210
- Capacity -
8L
- Weight -
350g
- Color -
Black, Olive, Navy etc...
〜 Nrucバックパックの"フェーズ2"始動 〜
Nrucバックパックのコンセプトでもある「古き良きアウトドアシーンの風情を残したULバックパック」というアプローチが"フェーズ1"であるならば、その枠に収まらない、より多用途且つ少し先鋭的なアプローチを加えたティクバは、自ずと"フェーズ2"の幕開けとなるチャレンジングなバックパックです。
「Nrucがトレランでも使えるバックパックを作る」これは今までのスタンスとは違うもの。ここだけを切り取るとヌルクらしくないプロダクトです。ただそれを「ハイカー目線で作る」というアプローチは、むしろ私たちだからこそできる挑戦かもしれません。

〜 ハイカーが使うためのベストパックを 〜
私たちは近年避けられがちな「暑い時期に里山を歩く」ことを良しとしています。これは私たちがただのドMというわけではなく、あくまでも”熱中症対策”としても活用しているものです。「汗をかく練習をする」ことは熱中症を予防することに最も大切なことのひとつ。これを怠ると真夏本番で汗をかけず脱水症状になりやすく熱中症を引き起こす可能性が上がってしまいます。だからこそNrucは「夏こそ里山」を実践しています。
そんな私たちの夏の里山歩きは午前中の数時間で完結することが多く、そうするとバックパックは限りなく小さいモデルでOK。荷物が少なくてもいつものサイズのバックパックを背負うのはもちろんアリですが、背中を覆う面積が広ければ広いほど蒸れてしまい、不快に感じてしまうものです。このような背景もあり、近年ではヒップバッグの需要が高まっています。個人的にもこれはとても理にかなっていると感じていますが、結局私たちは”背負うこと”に慣れているのです。であれば、背中の高いポジションだけで背負えるトレイルランニングでおなじみベストパックが、ハイカーにとっても最適解なのでは。そんな発想から試作とテストを重ねました。

近年のベストパックはどのメーカーもよく出来ているので、私たちもそれを普通にハイクで使えばいいわけですが、お客様の声を聞いているとどうも違ったようです。一部のハイカーには「走尊歩卑」的な感覚があると言います。要するに、既存のベストパックだと「周りから”走る人”と思われるのが烏滸がましい」感覚に陥ることを懸念して使用を躊躇ってしまうということ。期せずして、私が自分の欲求のためだけに試作していた、歩くための8Lベストパックには大きな希望が伸し掛かりました。
ベストハーネスは文字通り「ベストを着ているように見えること」に注力し、メインフロントのデザインは「ハイク向けバックパックに見えること」に注力しました。ただ、使いやすさだけは外さないよう、身近な数名のトレイルランナーにもレースでテストしてもらったフィードバックを反映させたうえで、”ハイカー向け”のベストパックとしてのバランスを探り続けました。
”ハイクらしさ”というよりは近年の”Nrucらしさ”なのかもしれませんが、バックルはアルミ一択。不思議とこれだけでアクティブ度は薄れるのです。また、バンジーコードをフロントに張り巡らせることも避け、近年のシンプルなULバックパックのアイコンとも言えるフロントストレッチポケットを設けることでその役割を補いました。そしておそらく、トレランメーカーでは思いつかないであろう(やる必要性がない)アイデアとして、本体容量の可変システムを採用。荷物が少なくても型崩れしにくいフォルムを導き出しました。




〜 様々なアクティビティでも使えるように 〜
表向きでは”ハイカー向け”を謳っていますが、もちろんトレイルランニングでも使用できるようテストは繰り返し、最低限の機能は搭載しています。オプションのバンジーコードを配置すれば折りたたみ式のポールも揺れずに保持することが可能です。ただ、大きな声で「レースで使ってください」とは言えません。なので、責任は取りませんからね。そのために”ハイカー向け”を謳っています。

様々なアクティビティで使用できるような”余白”があるベストパックだと自負しています。フライフィッシングでも充分対応できるでしょう。もちろん自転車でも絵になりそうです。ハイク以外のシーンでも使い倒して欲しい、それを想像することが楽しみなバックパックであることが、ティクバ8の本当の魅力かもしれません。








