
〜 佐野機工コラボレーション第1弾 〜
同じ真岡市を拠点とする町工場・佐野機工とタッグを組んだ最初のアイテムが、この銅製のガス缶カバーです。
機能性はありません。ただ重くなるだけです。そこにはるのは”経年変化”という所有欲を掻き立てる嗜好のみ。あなたの好みの色に仕上げてください。

〜名刺代わりの”準”工芸品 〜
登山道具として定着していない「銅」をチョイスしたのは、他でもないタッグパートナーの佐野機工が「銅プレスのスペシャリスト」であるということ。そしてもうひとつは「他の素材より高貴に見える」という、何かにつけて”紳士”アピールする私たちの曲がったアイデンティティの表現でもあります。
第一弾から構想はクッカーでした。しかし、いきなり高価なアイテムを作ることに抵抗があった私たちは、まずは”名刺代わり”のアイテムを制作することを選択しました。それが”置きにいった”感の強いガス缶カバーです。
「しぼり」と「プレス」が混在するGHクッカーと違い、佐野機工の売りでもある「プレス」オンリーのガス缶カバーはまさに第一弾に打ってつけでした。

〜 伝わりにくいオリジナリティ 〜
正直、キャンプメーカーからは非鉄金属系のガス缶カバーは沢山プロダクト化されていますが、2022年の発売当時、ハイカー向けの110缶サイズのそれはあまり市場に出ていませんでした。また、個人的に気になっていたのはカバーがパカパカしてしまうこと。これを抑えるために、佐野機工側が提案してくれたのが”Oリング”による固定方法でした。


〜 全てのガス缶と美しくフィットさせるために 〜
現在のアウトドア市場における110サイズのガス缶は、2種類の形状が存在します。
【A】MSR, snow peak, JETBOIL
【B】PRIMUS, EPIgas, SOTO
GC Coverは【A】群に合わせた形状になります。
一般的なのは【B】群ですが、こちらの形状に合わせて成形してしまうと、【A】群に使用した際にカバーがフィットしません。【A】に合わせて成形すれば【B】群にもフィットしますが、付属のOリングで固定するための溝が生まれません。Oリングを使用しない場合ではそのままで問題ありませんが、【B】群のガス缶使用時でもOリングを装着したい場合は上部円状の端を指で押して傾斜をつけることで解決します。これができるのは他の素材と比べて柔らかい銅だから。銅の利点を知り尽くした佐野機工だからこそ生まれたアイデアです。









